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awaはちみつ×日本料理「柚木元」スペシャル対談
awaはちみつは、逸品を彩る、純白のリボン――山の恵み、川の恵み――四季折々の、信州の大自然からの贈り物。この地に根ざし、旬と向き合い続けてきた料理人がいる。信州の大地の恵みと、awaはちみつが織りなす珠玉の一品。信州・飯田 『柚木元』 店主 萩原貴幸氏これは、彼の手で紡がれる“郷土の粋”とawaはちみつの物語。 日本料理 柚木元(YUKIMOTO) 中央アルプスと南アルプスに囲まれた南信州・飯田の地で、地元で採れる山菜や川魚、ジビエなど四季折々の恵みを活かして「ここでしか味わえない料理」を供する日本料理店。店主・萩原貴幸氏は、農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」(※)で表彰歴を持つ実力派。著名な料理人を数多く輩出してきた名店「招福楼」での修業を経て、両親から「柚木元」を受け継ぎました。信州の豊かな自然の恵みに敬意を払い、磨き上げられたおもてなしを求めて、首都圏や遠方から足を運ぶお客様が絶えない名店です。※第12回農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」ブロンズ賞受賞(2021年)他、食べログアワード 2025 GOLD受賞(2024年より連続受賞) 日本料理 柚木元 住所: 〒395-0086長野県飯田市東和町2丁目43 電話番号: 0265-23-5210 営業時間: ランチ 11:30〜(応相談)ディナー 19:30〜(応相談) 定休日: 月曜日 店舗HP: https://yukimoto-hanare.com/ 『日本料理 柚木元』店主・萩原貴幸 × 『日新蜂蜜株式会社』代表・岸野逸人 信州・飯田に店を構える『日本料理 柚木元』にて、awaはちみつを使用したメニューを3品ご提案いただきました。『柚木元』の店主・萩原貴幸さんと、awaはちみつ生みの親・『日新蜂蜜株式会社』 代表・岸野の対談をお届けいたします。 "泡のはちみつ"だからこそ、できること 岸野逸人(以下、岸野):awaはちみつ開発のきっかけは、検査用に保管していたアカシアはちみつの表面に浮かんだ、”はちみつの泡”。その泡をなめてみて、美味しさに驚きました。いやな甘みの全くない、クリーミーで優しい味わい―― これを製品として届けられたら、きっとみんなに喜んでもらえる、そう感じてawaはちみつの開発は始まりました。今回awaはちみつを使われてみて、どのように感じられましたか? できること「泡のはちみつ」だからこそ 萩原貴幸(以下、萩原):一言でいえば、"名脇役になれるはちみつ"でしょうか。どのメニューも、見た目と味の両方ではちみつの存在を感じて頂ける一品になっていると思います。例えば、うちの名物の熊鍋に隠し味としてはちみつを使うことがあるのですが、仕込みの段階でお出汁にはちみつを加えるため、はちみつそのものをお客様が目にすることはありません。そんな縁の下の力持ちともいえる存在のはちみつも、awaはちみつであれば、はちみつの「味覚」とともに「視覚」においても、美しい白の色彩としてお皿の上に表現できる。そこに魅力を感じました。味わいながら、目で見てもはちみつを感じて頂けるというところは、調味料としても食材としても素晴らしいですね。 「名脇役になれるはちみつ」一言で言えば...
awaはちみつ×日本料理「柚木元」スペシャル対談
awaはちみつは、逸品を彩る、純白のリボン――山の恵み、川の恵み――四季折々の、信州の大自然からの贈り物。この地に根ざし、旬と向き合い続けてきた料理人がいる。信州の大地の恵みと、awaはちみつが織りなす珠玉の一品。信州・飯田 『柚木元』 店主 萩原貴幸氏これは、彼の手で紡がれる“郷土の粋”とawaはちみつの物語。 日本料理 柚木元(YUKIMOTO) 中央アルプスと南アルプスに囲まれた南信州・飯田の地で、地元で採れる山菜や川魚、ジビエなど四季折々の恵みを活かして「ここでしか味わえない料理」を供する日本料理店。店主・萩原貴幸氏は、農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」(※)で表彰歴を持つ実力派。著名な料理人を数多く輩出してきた名店「招福楼」での修業を経て、両親から「柚木元」を受け継ぎました。信州の豊かな自然の恵みに敬意を払い、磨き上げられたおもてなしを求めて、首都圏や遠方から足を運ぶお客様が絶えない名店です。※第12回農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」ブロンズ賞受賞(2021年)他、食べログアワード 2025 GOLD受賞(2024年より連続受賞) 日本料理 柚木元 住所: 〒395-0086長野県飯田市東和町2丁目43 電話番号: 0265-23-5210 営業時間: ランチ 11:30〜(応相談)ディナー 19:30〜(応相談) 定休日: 月曜日 店舗HP: https://yukimoto-hanare.com/ 『日本料理 柚木元』店主・萩原貴幸 × 『日新蜂蜜株式会社』代表・岸野逸人 信州・飯田に店を構える『日本料理 柚木元』にて、awaはちみつを使用したメニューを3品ご提案いただきました。『柚木元』の店主・萩原貴幸さんと、awaはちみつ生みの親・『日新蜂蜜株式会社』 代表・岸野の対談をお届けいたします。 "泡のはちみつ"だからこそ、できること 岸野逸人(以下、岸野):awaはちみつ開発のきっかけは、検査用に保管していたアカシアはちみつの表面に浮かんだ、”はちみつの泡”。その泡をなめてみて、美味しさに驚きました。いやな甘みの全くない、クリーミーで優しい味わい―― これを製品として届けられたら、きっとみんなに喜んでもらえる、そう感じてawaはちみつの開発は始まりました。今回awaはちみつを使われてみて、どのように感じられましたか? できること「泡のはちみつ」だからこそ 萩原貴幸(以下、萩原):一言でいえば、"名脇役になれるはちみつ"でしょうか。どのメニューも、見た目と味の両方ではちみつの存在を感じて頂ける一品になっていると思います。例えば、うちの名物の熊鍋に隠し味としてはちみつを使うことがあるのですが、仕込みの段階でお出汁にはちみつを加えるため、はちみつそのものをお客様が目にすることはありません。そんな縁の下の力持ちともいえる存在のはちみつも、awaはちみつであれば、はちみつの「味覚」とともに「視覚」においても、美しい白の色彩としてお皿の上に表現できる。そこに魅力を感じました。味わいながら、目で見てもはちみつを感じて頂けるというところは、調味料としても食材としても素晴らしいですね。 「名脇役になれるはちみつ」一言で言えば...
awaはちみつ×日本料理「晴山」スペシャル対談
awaはちみつは、逸品を彩る、純白のリボン――四季折々の日本が生み出す味わい深い食材たち。丁寧に、愛情深く、食材を想う〈手〉が加われば、唯一無二の逸品とかけがえのない時間が生まれます。そんなひとときを生み出す職人、東京都・三田『日本料理 晴山』店主 山本晴彦氏これは、彼が織りなす“和”の逸品とawaはちみつの物語。 日本料理 晴山(SEIZAN) 桜田通りから脇道に入った一角に佇む日本料理店。一流の料理人たちを輩出してきた岐阜の名店で修業を積み、25歳という若さで支店の店主に就任した実力派・山本晴彦氏が営む『晴山』は、2011年のオープンからわずか1年半でミシュラン二つ星を獲得した特別なひとときを奏でる一軒です。 住所: 〒108-0073東京都港区三田2-17-29グランデ三田 B1F 電話番号: 03-3451-8320 営業時間: ランチ【土】12:00~14:00(一斉スタート)ディナー【火~土】17:30~23:00(L.O. 21:30) 定休日: 月曜日、日曜日、不定休 店舗HP: https://seizan-mita.com/ 『日本料理 晴山』店主・山本晴彦 × 日新蜂蜜株式会社代表・岸野逸人 10月の1か月間、東京都・三田に店を構える『日本料理 晴山』にて、awaはちみつを使用したデザートをご提供いただきました。『晴山』の店主・山本晴彦さんと、awaはちみつ生みの親・日新蜂蜜株式会社代表・岸野の「日本料理とawaはちみつのコラボ」についてのお話をお届けいたします。 「軽さ」が好まれる時代に、軽やかなはちみつを作りたかった 岸野逸人(以下、岸野):awaはちみつの構想をはじめたのは10年ほど前。当時は、だんだん軽やかな味わいが求められはじめた頃で、はちみつも比較的あっさりとした種類が好まれるようになっている時代でした。ある日、弊社で扱っていたはちみつを検品しているときに10㎝ほどの厚さの泡ができているのを見つけ、それを舐めてみたらとてもまろやかで軽くておいしくて。「これを商品化しよう」と、awaはちみつのプロジェクトが動きはじめました。そこから試行錯誤して10年。やっと完成したのがawaはちみつです。山本晴彦氏(以下、山本氏):完成品を見せていただいたとき、最初に感じたのは「可愛らしさ」でした。パッケージも相まって、化粧品のようなチャーミングさを感じたんです。実際に食べてみたらしっかりとはちみつの味がして、良い意味で見た目とのギャップに面白さを感じました。 「はちみつ」を目指してさらに愛される時代とともに 想像できない〈意外性〉と 柔らかな味の〈余韻〉が、彩りの幅を拡げてゆく 岸野:awaはちみつをお店でご使用いただいて本当にありがたいです。使用する際に、何か感じた特徴はありましたか?山本氏:まず、使用することで“一品のインパクト”が大きくなると思いました。awaはちみつを見て、最初から「はちみつだ!」と思う方はいらっしゃらないと思うんです。見た目からは想像できない〈意外性〉が、料理の面白さと可能性を拡げてくれると感じました。岸野:実際にお店のメニューで使っていただいた使用感はどうでしたか?山本氏:はちみつって「甘すぎる」や「濃すぎて(味が)強くなる」などと言われることが多い食材でもあるのですが、awaはちみつは、軽やかな食感と緻密な味わいのおかげで“はちみつっぽさ”がまろやかになっているので、他の食材とのぶつかり合いがあまりないと感じました。どちらかというと引き立ててくれるような、余韻がはちみつ、というような。 日本料理との調和は“甘さ”の分析から。甘味を計算してゆくことで、唯一無二の味わいが生まれる 岸野:今回、awaはちみつ使用メニューとして、4品のデザートを作ってくださったのですが、この4品の制作秘話はありますか?山本氏:まず、かなりの量の種類と合わせて食べてみました。そこで見えてきたのは「和三盆糖などの甘さとも調和していける」ということ。例えば、今回作ったはちみつプリン。プリンの上にawaはちみつをのせているだけでなく、プリン自体にもawaはちみつが入っているんです。二方向からはちみつを入れるとなると、どうしても“はちみつ感”が強くなってしまうため、他の甘味を入れる必要があって。僕はそこに和三盆糖を入れたのですが、はちみつと和三盆糖の甘さが調和してちょうど良い味わいが完成しました。岸野:甘いもの×甘いものって、割と難しいんですよね。僕らも果物にawaはちみつをかけて研究しているのですが、甘い苺よりも甘さの少ない苺とのほうが相性が良かったりして。山本氏:そうなんですよね。どちらかというと、さっぱりとした柑橘系のフルーツとのほうが相性はいい気がします。ただ、今回メニューにも使用した柿の濃厚な甘さとぴったり合ったのは意外でした。軽やかだからこそ実現できる“甘さの調和”は、いろいろな料理との相乗効果を生み出してくれると感じます。先ほど見た目の〈意外性〉のお話をしましたが、実は料理の中に入れても食感に彩りを加えてくれるんです。通常のはちみつを入れるより、ふわっとした食感が生み出されるのもawaはちみつならではだな、と思います。 他の甘味と結びつくやさしい甘さが...
awaはちみつ×日本料理「晴山」スペシャル対談
awaはちみつは、逸品を彩る、純白のリボン――四季折々の日本が生み出す味わい深い食材たち。丁寧に、愛情深く、食材を想う〈手〉が加われば、唯一無二の逸品とかけがえのない時間が生まれます。そんなひとときを生み出す職人、東京都・三田『日本料理 晴山』店主 山本晴彦氏これは、彼が織りなす“和”の逸品とawaはちみつの物語。 日本料理 晴山(SEIZAN) 桜田通りから脇道に入った一角に佇む日本料理店。一流の料理人たちを輩出してきた岐阜の名店で修業を積み、25歳という若さで支店の店主に就任した実力派・山本晴彦氏が営む『晴山』は、2011年のオープンからわずか1年半でミシュラン二つ星を獲得した特別なひとときを奏でる一軒です。 住所: 〒108-0073東京都港区三田2-17-29グランデ三田 B1F 電話番号: 03-3451-8320 営業時間: ランチ【土】12:00~14:00(一斉スタート)ディナー【火~土】17:30~23:00(L.O. 21:30) 定休日: 月曜日、日曜日、不定休 店舗HP: https://seizan-mita.com/ 『日本料理 晴山』店主・山本晴彦 × 日新蜂蜜株式会社代表・岸野逸人 10月の1か月間、東京都・三田に店を構える『日本料理 晴山』にて、awaはちみつを使用したデザートをご提供いただきました。『晴山』の店主・山本晴彦さんと、awaはちみつ生みの親・日新蜂蜜株式会社代表・岸野の「日本料理とawaはちみつのコラボ」についてのお話をお届けいたします。 「軽さ」が好まれる時代に、軽やかなはちみつを作りたかった 岸野逸人(以下、岸野):awaはちみつの構想をはじめたのは10年ほど前。当時は、だんだん軽やかな味わいが求められはじめた頃で、はちみつも比較的あっさりとした種類が好まれるようになっている時代でした。ある日、弊社で扱っていたはちみつを検品しているときに10㎝ほどの厚さの泡ができているのを見つけ、それを舐めてみたらとてもまろやかで軽くておいしくて。「これを商品化しよう」と、awaはちみつのプロジェクトが動きはじめました。そこから試行錯誤して10年。やっと完成したのがawaはちみつです。山本晴彦氏(以下、山本氏):完成品を見せていただいたとき、最初に感じたのは「可愛らしさ」でした。パッケージも相まって、化粧品のようなチャーミングさを感じたんです。実際に食べてみたらしっかりとはちみつの味がして、良い意味で見た目とのギャップに面白さを感じました。 「はちみつ」を目指してさらに愛される時代とともに 想像できない〈意外性〉と 柔らかな味の〈余韻〉が、彩りの幅を拡げてゆく 岸野:awaはちみつをお店でご使用いただいて本当にありがたいです。使用する際に、何か感じた特徴はありましたか?山本氏:まず、使用することで“一品のインパクト”が大きくなると思いました。awaはちみつを見て、最初から「はちみつだ!」と思う方はいらっしゃらないと思うんです。見た目からは想像できない〈意外性〉が、料理の面白さと可能性を拡げてくれると感じました。岸野:実際にお店のメニューで使っていただいた使用感はどうでしたか?山本氏:はちみつって「甘すぎる」や「濃すぎて(味が)強くなる」などと言われることが多い食材でもあるのですが、awaはちみつは、軽やかな食感と緻密な味わいのおかげで“はちみつっぽさ”がまろやかになっているので、他の食材とのぶつかり合いがあまりないと感じました。どちらかというと引き立ててくれるような、余韻がはちみつ、というような。 日本料理との調和は“甘さ”の分析から。甘味を計算してゆくことで、唯一無二の味わいが生まれる 岸野:今回、awaはちみつ使用メニューとして、4品のデザートを作ってくださったのですが、この4品の制作秘話はありますか?山本氏:まず、かなりの量の種類と合わせて食べてみました。そこで見えてきたのは「和三盆糖などの甘さとも調和していける」ということ。例えば、今回作ったはちみつプリン。プリンの上にawaはちみつをのせているだけでなく、プリン自体にもawaはちみつが入っているんです。二方向からはちみつを入れるとなると、どうしても“はちみつ感”が強くなってしまうため、他の甘味を入れる必要があって。僕はそこに和三盆糖を入れたのですが、はちみつと和三盆糖の甘さが調和してちょうど良い味わいが完成しました。岸野:甘いもの×甘いものって、割と難しいんですよね。僕らも果物にawaはちみつをかけて研究しているのですが、甘い苺よりも甘さの少ない苺とのほうが相性が良かったりして。山本氏:そうなんですよね。どちらかというと、さっぱりとした柑橘系のフルーツとのほうが相性はいい気がします。ただ、今回メニューにも使用した柿の濃厚な甘さとぴったり合ったのは意外でした。軽やかだからこそ実現できる“甘さの調和”は、いろいろな料理との相乗効果を生み出してくれると感じます。先ほど見た目の〈意外性〉のお話をしましたが、実は料理の中に入れても食感に彩りを加えてくれるんです。通常のはちみつを入れるより、ふわっとした食感が生み出されるのもawaはちみつならではだな、と思います。 他の甘味と結びつくやさしい甘さが...